【Virtual Wind Symphony 設立趣意書(平成7年)】

※1995(平成7)年に20名の発起人により、当団が創団した際の文章です。

 現代は、週休2日制の進行や国民文化の向上により、「生涯学習」の必要性がとかく叫ばれています。そんな中、我々吹奏楽の世界においても職場・または地域において学校教育を終了してもなお、「楽器を吹きたい」「吹奏楽活動をしたい」という人が増え、今や社会人のバンド、特に一般バンドは年々増加する傾向にあります。

 にもかかわらず、それぞれのバンド同士はほとんど交流がないか、または全く断絶されている、といったゆゆしき状況にあるのも事実で、一部には地域においてバンド同士の交流を行うべく努力されておられる、また実践されておられるところもありますが、全国的に見れば、地域を越えたバンド同士の交流はまだまだといったところだと思います。

 そういう状況の中、堅っくるしい事ではなく、それぞれのバンドで日頃活動している者同士が、お気楽に月1度位、バンド同士の垣根を越えて集まるような「お気楽な一般バンド」が出来ないだろうか。と、かねがね思っておりました。

このような中、同じ志を持つ仲間が集まり、バンドを結成しました。

それがこの、Virtual Wind Symphonyなのです。

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