【Virtual Wind Symphonyの活動に関する今後の課題(平成8年)】

平成8年、メンバーも徐々に集まり、「新しい形の楽団」として活動を始めた楽団の当時の課題を記した文章です。

<運営全般>
・楽団規約の確立(案は別紙 1)

楽団の活動が2年目を迎え、一般に開かれたバンドへと移行する中でそろそろ楽団の枠組みが必要である。このため、規約・会計規則等の整備を行う者とすべきである。

<オフライン活動について>

・謝礼基準(案は別紙 2)

 現在支給の問題ではないが、将来的に活動において各種講師を招く必要も在ると思われる。このため、その事を見越して、講師招聘の際の謝礼の基準として、ランクの作成、単価(時間当たり)を決めておく必要がある。

・子育てをする女性の参加を容易にする「保育」と「保母」の検討

 当団が「生涯学習」の一巻として門戸を広く開いて活動する以上は、仕事をしながらの活動するメンバーがいると同時に、「子育てをしながら」活動をするメンバーも現在は必要に迫られていないが、今後は当然可能性があるという事に自分の家に子どもが出来てみて初めて気づいた。自分には幸いその必要性がないけれど、良く考えてみると、また、前いたバンドの経験からいっても、大人対象の一般バンドでは必ず子育てのために楽団を辞めなければならない人(特に女性に多い。)が多く存在した。「自分が楽団に出ると、子どもの面倒をだれも見れないから。」公民館における学級・講座・サークル活動においては保育があるのが普通のことであるが、吹奏楽の世界では、「進んでいる」といわれるバンドでもこの問題は全く取り上げられていない。当団には現在至急の需要はないが、今後、「吹奏楽やりたいけれども、子どもが手を離れなくて」などという女性・男性にも学習の機会を保障するべく、「楽団としての保育」の体制、「使用施設でサークルの公民館保育の利用が可能かどうか」という将来に向けての枠組の検討をするべきである。社会教育の世界では、切っても切っても切り離せない話しなのだが・・・・。

 具体的な話は将来需要があったときにきめるとして、「入団案内」に、「保育・応相談」位は載せられる程度の条件整備はしたい。

<オンライン活動について>

・同報mail再構築

 楽団の活動の一つであるオンラインでの会議室は、無償で構築されていたが、その本稼働を前に、、この活動は宙に浮いた状態であり、支障となっている。このため、改めてNIFTYServeに楽団のIDを取得して、パティオ(電子会議室)を開設することにより、ネットワーク上での活発な情報交換・交流を目指す。なお、このシステムは、基本的にはNIFTYServeのIDを持つ者のみの利用となる(それでも約半分の会員が利用可能)ため、NIFTYの会員以外については定期的にメールでの一括配信(量が多いことが予想されるため、希望を取って希望者のみに配信)、オフラインの会員にはニュースレターの刊行を定期的なものとし、紙面の形で内容の情報を提供する。


状況と順序(今後の流れ)

1.再連絡(済み=連絡取れず)

2.NIFTYでのパティオ設定

  楽団でIDを取得(契約形態:銀行引き落としで高速対応料金)

  NIFUTYのIDのないものへのフォロー

  他のnet=希望者にメールで週刊ダイジェスト送付。発言はメールで。

  オフライン=月刊(または隔月刊)ニュースレターを定期発行、そちらで様子を紹介。(目玉記事に)

・OCN利用による専用サーバの設置(研究)

 現在、当団のホームページは商用プロバイダー、BEKKOAME//INTERNETを利用し、開設している。(年会費一万円)最近、手の届く値段で専用線を引き、自分のアドレスを取得できるNTTのOCNが出現した。現在のところはまだまだ値段は高いものであるが、自前のサーバを持つことで、容量や使用プログラム等の制約なく、自前のメールアドレスももてる可能がある。将来、当団として団員が増え、OCNの一段の値下げがあった場合は実現の可能性もあるため、遠い将来の「課題」として、研究していく価値がある。

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